ユーザフィルターは、チャットボットと会話したユーザを絞るため機能です。フィルターされたデータはセグメントとして保存され、プッシュ通知を送る際のターゲティングとして活用でき、CSVとしてエクスポートできます。
プッシュ通知の作成方法は、こちらをご覧ください。
目次
では、方法についてご説明します。
1.セグメント(フィルターしたコンタクトの一覧)の作成方法
まず、ダッシュボードの画面左にあるメニューから 「キャンペーン」内にある「コンタクト」を選択します。
このようにユーザー一覧が表示されます。
ここからユーザーを絞る=(フィルタリングする)ことができます。
写真では「Facebook」というプラットフォームで、「ラベル」=「連絡先申込」という条件と「ステータス」=「リード」という条件でフィルタリングしました。
そうすると、2名のユーザーが表示されました。
各ユーザーをクリックすると、情報が表示され、「会話する」ボタンからチャット画面に遷移することもできます。
また、この条件で作成したセグメントを保存する場合は、ユーザー一覧の上にあるセグメント名をクリックすると、変更できます。
画面右下の「保存」ボタンでこちらの条件のセグメントを保存できます。「削除」はセグメントを削除し(取り戻せません)、「クリア」はプラットフォーム以外の条件を全て消します。
※フィルターは自動保存されません。右下の保存ボタンを押してください。
2.フィルター項目
フィルターで選択出来る項目は以下です。
<プラットフォーム>
一つしか選択できません。
・LINE
・ウェブサイト
<ラベル>
回答結果による自動付与やチャット画面で手動で追加したラベルで分類。
<フィルター>
複数設定できます。AND(なおかつ)やOR(または)という条件を設定できます。
例)
質問AにAを回答 AND(なおかつ) 回答期間が過去2ヶ月以内
流入元が広告A OR(または)流入元が広告B
広告ID(Messengerのみ)
ユーザー情報
プラットフォームによって取れる情報が異なります。
プラットフォームがMessengerの場合:
性別、名、姓、言語、タイムゾーン、ゲストユーザー、会社名、会社名有無、メールアドレス有無、電話番号有無
LINE:
姓名(ディスプレイ名)、言語、会社名、会社名有無、メールアドレス有無、電話番号有無
Web:
姓名、デバイス、ドメイン、会社名、会社名有無、メールアドレス有無、電話番号有無
Instagram:
姓名、会社名、会社名有無、メールアドレス有無、電話番号有無
答え
質問にある回答内容をフィルタリングします。例えば「部署」を聞いた質問で部署別に絞りたいときは下記のようになります。
キーワード
キーワードで設定したキーワードを送信したユーザーをフィルタリングします。
会話進展度
ある質問を回答した/回答していないユーザをフィルタリングします。
初回会話日付
初めてボットと友達登録または会話した日付をフィルタリングできます。
右側で選択する日付より、「選択した日付より後」、「選択した日付より前」、「選択した日付」、「既知である」=データが入っている状態、「不明」から選べます。
※「選択した日付より後」、「選択した日付より前」に右側で選択した日付は含みません。
例)8月1日より前に登録した人、の場合は、「初回会話日付」「選択した日付より前」「7月31日」と各項目を選びます。
期間
最終会話日時を参照して期間中に一致するユーザーをフィルタリングします
※指定の期間後に新たに会話が発生した場合、参照対象の会話も更新されるため、各ユーザーの会話履歴の中から最新のもの(最終会話日時)のみが結果に反映されます。
流入元
LP広告やFacebookページ、ショートリンクなど、特定の流入先から入ってきたユーザをフィルタリングします。
ステータス
「リード」「進行中」「商談化」などユーザステータスでフィルタリングします。
自動応答
リードに対して、ボットが自動応答したか否かでフィルタリングします。
フォローアップ
フォローアップしたユーザをフィルタリングします。
(フォローアップについて詳しくはこちらをご覧ください)
固定期間
直近の7日・14日・28日の範囲でユーザーをフィルタリングします。
ブロック(Messengerのみ)
ブロックされている・されていないでのフィルタリングが可能です。
最終会話期間
最後に会話してX日経過しているユーザーのフィルタリングができます。
担当者
チャット画面でコンタクトを対応した時に担当と設定された担当者でフィルタリングができます。
定期的なお知らせ
Messengerのみで利用可能な定期的なお知らせの購読状況でフィルタリングができます。
ユーザー一覧(セグメント)をCSVとしてエクスポート
セグメントを作成後、右側の「ユーザーデータのエクスポート」をクリック。
CSVデータ送信先メールアドレスを指定
(デフォルトではダッシュボード登録メールアドレスが表示されます)
受け取りについてはこちらをご覧ください。
ユーザーデータエクスポートでご確認いただける各プラットフォームの項目一覧
ユーザー一覧からFacebook広告向けカスタムオーディエンスの作成
※Facebookの広告管理者である必要があります。
セグメントを作成後、右側の「広告カスタムオーディエンスを作成」をクリック。
Facebookの広告管理者アカウントである場合、「権限を確認する」をクリック。
認証について聞かれる場合があります。
※Facebook広告の管理者アカウントである必要があります。
※認証を許可しないとこちらの機能は利用できません。
権限が確認された後、自動的にCraftChat管理画面に戻ります。
カスタムオーディエンスを作成する広告アカウント先を選択してください。
選択後、画面が少しローディングし、作成が完了すると完了画面とFacebookへのビジネスマネジャーのリンクが表示されます。
※コンタクトの数によって、ローディングに時間がかかることがあります。
Facebookのビジネスマネジャーに遷移すると、該当のカスタムオーディエンスが作成されていることが確認できます。
作成されたカスタムオーディエンスは、通常のカスタムオーディエンス同様に広告に利用できます。
ユーザーをフィルタリングし、効率的にユーザー情報を閲覧しましょう。
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