チャットで回答された内容を、Hubspotで作成したカスタム項目に保存する方法を紹介します。
Hubspot内のカスタムプロパティーに自動保存することで、メール配信やデータ管理に利用することができます。チャットで回答があった「お問い合わせ」内容なども指定のプロパティに追加できます。
今回のブログでは、チャットで回答を得た氏名を保存する設定を行います。
必須条件:
Hubspotとの連携が完了していること。
目次
1.Hubspotにてカスタムプロパティーを作成
まずは普段Hubspotで行うカスタムプロパティー同様に作成します。
Hubspot内の設定アイコンから「データ」>「プロパティー」>「新規プロパティーを作成」します。(参照:Hubspot公式ブログによる新規プロパティ作成)
新規プロパティーを作成では、以下を入力してください。
オブジェクトタイプ:コンタクト
グループ:コンタクト情報
ラベル:チャットブック表示名(他の名称でも可)
説明:チャットブック経由で流入するコンタクトの氏名情報(他の名称でも可)
なお、ラベルでは「内部名」に英語を設定する必要があります。
内部名:craftchat_displayname(英語であれば他の名称でも可)
「次へ」を押した後の画面では、以下を入力してください。
フィールドタイプ:単行テキスト
フォームで表示:オフ(どちらでも大丈夫です)
これで「作成」をクリックし、Hubspotでの設定は完了です。
2.CraftChatにて1で作成したプロパティーを指定
CraftChatの管理画面に入り、「外部サービス連携」へ。
Hubspot欄にある「オプション設定」の「新規作成」をクリックします。
一番下にフォームが出てくるので、左側に「氏名」、右側に先程設定したHubspotでの「ラベル名(この画面ではチャットブック表示名)」を選択し、保存します。
ちゃんと保存したことが確認できたら、次はこのオプションに当てはまるメッセージを作成しましょう。
UTMパラメーターを設定する場合
「新規作成」にて「UTMパラメーター連携」を選択し、同様に右側にUTMパラメーター項目を選択し、右側にHubspot内での項目を入れてください。
3.CraftChatにてメッセージを作成
設定はユーザーのプロフィール連携機能と同じです。
これで、氏名を回答したユーザーは、Hubspotの該当ラベルに表示されるようになります。
チャットでの回答:
Hubspot内での表示:
ユーザーへのメール配信などにも、この「チャットブック表示名」を使ってHubspot内でメール配信が可能です。