プッシュ通知の種類

プッシュ通知には複数種類があります。それぞれの特徴や条件があるので、諸条件を確認してマッチする通知を選択しましょう。

通知タイプ	特徴	送信タイミング	24時間以内の送信制限	費用	セグメント利用
定期的なお知らせ（本記事）	事前に許諾メッセージを送る必要があり	いつでも指定可能(日・週・月の指定時間に一度だけ)	なし	2022年6月7日の時点ではなし	可
プッシュ通知配信機能	非宣伝コンテンツと宣伝コンテンツがある	いつでも指定可能	メッセージの内容による	なし	可
広告メッセージ（スポンサードメッセージ）	広告マネジャーで設定する。	Facebook広告の配信タイミングに準ずる	なし	あり	不可（Facebook広告の関係で動作しない）

承認メッセージの作成方法

定期お知らせは、実際配信されるメッセージの前に承認を得る承認メッセージを作成します。既にあるシナリオの最後や広告メッセージとして配信し、より多くのユーザーから承認を得るようにしましょう。

作成＞Messengerへ遷移
許諾メッセージを作成したいメッセージグループを選択
「お知らせ」ボタンをクリック
画像を追加し、メッセージを追加
「お知らせのカテゴリー」を選択
- ユーザーに該当カテゴリーのメッセージを送信する許諾を得るため、選択したカテゴリー以外のお知らせはしないようにしましょう
  - 「クーポンのお知らせ、注文のお知らせ、商品のお知らせ、求人のお知らせ、キャンペーンのお知らせ」から選択
- 一人に対して複数のカテゴリーのメッセージを送信できます。
「頻度」を選択
- 配信する頻度を「毎日」「毎週」「毎月」から選択
- 該当日付にプッシュ通知が設定されていなければ配信されません
- 注意：ユーザー一人につき一つの頻度しか選択できません。詳しくはこちら
「タイムゾーン」を選択
- 時間帯に合わせて配信されるので、配信先のユーザーが多い国を選択

これで承認メッセージの作成は完了です。

注意点：承認メッセージには単一選択やボタンを設けることはできません。

ボタンを追加したい場合は、新規メッセージをグループ内で制作してください。

右上の「グループをテスト」で本メッセージをテストすることができます。

承認メッセージの見え方

ユーザーからは、以下のように見えます。「毎月メッセージを受診する」をユーザーがクリックすると、承認（オプトイン）の設定がなされユーザーが「管理」にて設定を変更するまで配信されます。

承認メッセージの分析方法

承認メッセージに何人が承認したかを確認できます。

「分析」＞「ユーザー一覧」へ
「定期的なお知らせ」で定期お知らせを購読しているユーザー数が表示されます

次は、実際に配信されるプッシュ通知を作成しましょう。

プッシュ通知作成画面

基本的には通常のプッシュ通知と同じですが、以下ステップ5だけ異なります。

「キャンペーン」＞「プッシュ通知」を選択
右上にある「新規作成」をクリック
「今すぐ/予約配信」をクリック
プッシュメッセージ作成画面での設定へ
「メッセージ内容」にて、「定期的なお知らせ」を選択してください

定期的なお知らせは、メッセージ内容の一番右端にあります。

定期お知らせ＆該当カテゴリーに該当するユーザーは、右側の「このメッセージは、X名のユーザーに送信されます」と表示されます。

それ以外詳しくは、「プッシュ通知のメッセージ作成方法」をご覧ください。

プッシュ配信のテスト方法

こちらは通常のプッシュ通知と同じです。

詳しくは「プッシュ通知のテスト」をご覧ください。

プッシュ通知の配信設定

通常のプッシュ通知での配信設定と同じです。

詳しくは「プッシュ通知の配信設定」と「注意点」をご覧ください。

プッシュ通知送信結果の確認

通常のプッシュ通知での配信設定で

詳しくは「プッシュ通知送信結果の確認」と「注意点」をご覧ください。

注意点

承認メッセージでは、タイトルや画像を含め、ユーザーが受信できる定期的なお知らせのタイプ(注文の更新情報、おすすめの製品、何らかのクーポンなど)について必ず説明しましょう。
承認メッセージを送信できるのは、標準的な24時間メッセージの時間枠内に限られます。
同じ内容の承認メッセージをユーザーに重複で送信しないでください。
定期的なお知らせをスパムのように送信してはいけません。
オプトインして定期的なお知らせを受け取る見返りとして、リワードを提供することは避けてください。これには、有形または無形のリワード、金銭的または非金銭的なリワード(クーポン、割引、ポイント、商品、キャッシュバックなどのリワードとインセンティブ)が含まれます。
承認メッセージは通常、1人のユーザーに送信できるオプトインリクエストの数は、7日間で10件までです。また、1人のユーザーに1日に送信できるオプトインリクエストは5件までです。
定期的なお知らせのオプトイン率が低い状態が続いている場合や、過去90日以内にメッセージ体験でコミュニティ規定違反があった場合、1人のユーザーに送信できるオプトインリクエストの数が7日間で5件に制限されることがあります。ページ管理者は、[ページクオリティ]タブで最近のコミュニティ規定違反の有無を確認できます。
アプリやメッセージに対して、ユーザーから否定的なフィードバックが過度に寄せられないよう注意してください。アプリのメッセージに対するユーザーからの否定的なフィードバックの割合が多すぎると判断されると、メッセージ機能が制限または無効にされることがあります。
Instagramでの定期お知らせは現時点（2022年6月7日）ではMetaから発表はありません。今後実装されると思われます。
オプトイン依頼は、定期的なお知らせを毎月送信する場合は1年、毎週送信する場合は9カ月、毎日送信する場合は半年間に一度、ユーザーにオプトインしてもらう必要があります。期間が過ぎた場合には再度オプトイン依頼をお願いするメッセージが送信されます。

届かないと思ったら？

もしプッシュ通知を作ったにもかかわらず、届いていない場合は以下を確認しましょう

プッシュ通知の「お知らせのカテゴリー」と自分が承認したカテゴリーが一致しているか
- 例：プッシュ通知は「クーポンのお知らせ」を選択したが、承認メッセージが「商品のお知らせ」である
プッシュ通知の「頻度」と自分が承認したメッセージの頻度が正しいか
プッシュ通知の「頻度」を変更する承認メッセージを直近受け取っていないか
- 一人一つの頻度しか承認できません
- 例）1通目の承認メッセージで「毎月メッセージを受け取る」のボタンを押した後、2通目で「毎日メッセージを受け取る」のボタンを選択した場合、最新メッセージの「毎日」の設定になり、毎月のメッセージは届きません。