LINEボットの作成方法を紹介します!
目次
イメージマップメッセージ(画像+URL)
1.ボット作成
「作成」画面で、左のサイドメニューに「FB」と「LINE」2つのサブメニューがありますので、「LINE」をクリックしてください
Facebookのボットを既に作成されている場合、作成しているFacebookボットから同期するか最初から作るかを選択肢することが出来ます。
(最初から作成するのは大変なので同期がおすすめです)
※メッセージが多い場合、同期に少し時間がかかる場合があります
【同期の際の注意点】
・GIF、動画などLINEで対応していないメッセージは、LINEへ同期した時にメッセージ袋は残りますが、メッセージそのものが消えます。遷移先がない!ということにならないように、FBで動画、GIFを使用した場合は、同期後に画像に差し替えたりする必要があります。
・Facebookボットで名前の自動入力({#ユーザ姓#}{#ユーザ名#})設定はLINEボットでは引き継がれないため、個別削除いただきますようお願いします。
完了したらLINEボットのグループ一覧ページが表示されますので、各メッセージを編集していきます。(メッセージ編集詳細についてはこちらをご覧ください)
2.LINEボットで利用可能なメッセージタイプ
LINEボットで対応しているメッセージタイプはこちらです。
※Facebookで使用可能な「GIF」はご利用いただけません。
イメージマップメッセージ(画像+URL)
テキスト
最も一般的なテキストメッセージです。
一つのメッセージに入る文字数は最大5000文字
※長くても5行と簡単に区切ることをおすすめします。
詳しくはLINE公式サイト『Messaging APIリファレンス』の「テキストメッセージ」を参照してください。
画像
画像単体で送信するメッセージです。画像をクリックすると、画像プレビューが表示されます。
画像にURLや遷移先を追加したい場合はイメージマップメッセージをご利用ください。
JPEGまたはPNG
アスペクト比:自由
最大ファイルサイズ:10MB(多くのお客様はモバイルで受け取るため、通信速度を考慮しなるべく圧縮してください)
詳しくは、『Messaging APIリファレンス』の「画像メッセージ」を参照してください。
動画メッセージ
動画を送信できます。動画メッセージをクリックするとプレビュー画面が開き、再生ボタンを押すと動画を閲覧できます。
mp4
最大ファイルサイズ:200MB
詳しくは、『Messaging APIリファレンス』の「動画メッセージ」を参照してください。
※LINEでは、送信された動画を最後までユーザーが見た場合、「最後まで動画を閲覧した」という活動履歴を取得することができます
イメージマップメッセージ
複数の遷移先を画像内に設定できるメッセージです。プッシュ通知でよく利用されます。
※CraftChatでは、複数画像の配置はまだ実装できず、設定できる画像とURLは一つだけです。
JPEG/PNG
比率 1:1
画像サイズ: 1040px × 1040px
最大サイズ:10MB
詳しくは、『Messaging APIリファレンス』の「イメージマップメッセージ」を参照してください。
テンプレートメッセージ
テンプレートメッセージには、事前定義されたレイアウトが用意されており、よりリッチなユーザー体験の提供に役立ちます。ボタンテンプレート、画像/テキストテンプレート、確認テンプレートがあります。
ボタンテンプレート
画像+メッセージタイトルとサブタイトルを追加します。
長方形の場合のサイズ比率:1.51:1 ※デフォルト設定
正方形の場合のサイズ比率:1:1
送信できるカルーセルは1つだけ
※画像、メッセージタイトル、サブタイトル、ボタンのいずれもない場合は、LINEの仕様上該当メッセージが送信できません。必ず入力してください。
テンプレートメッセージについて詳しくは、『Messaging APIリファレンス』の「テンプレートメッセージ」を参照してください。
画像/テキストテンプレート
画像/テキストテンプレートは、複数のメッセージをユーザーがスクロールして閲覧することのできるメッセージタイプです。
長方形の場合のサイズ比率:1.51:1 ※デフォルト設定
正方形の場合のサイズ比率:1:1
送信できるカルーセルは最大10
詳しくは、『Messaging APIリファレンス』の「カルーセルテンプレート」を参照してください。
確認テンプレート
確認テンプレートを使うと、ボタンが2つ含まれたメッセージを送信できます。
詳しくは、『Messaging APIリファレンス』の「確認テンプレート」を参照してください。
3.作成したボットをテストする
テストするためにはリリースが必要です。
本番アカウントでリリースしてしまうと、そのアカウントですぐにLINEボットが利用できる状態になりますので、本番環境での動作確認を行いたい場合にはテスト用アカウントを作成しそのアカウントとリリースするようお願いします。
リリース完了後、LINE Developers「Messenging API」タブ内のQRコードを表示します。
スマホでQRコードを読み取ると、友達追加の確認画面になりますので、「追加」ボタンを押すとメッセージが開始されます。
再度テストを実施したい場合は、一度ブロックしてから解除すると、ふたたび確認することができます。
スマホのLINEアプリ内で「ブロックする」→「ブロック解除」を実行すると、ブロック解除後に初回メッセージが送られてきます。
ブロックする ブロック解除 ブロック解除完了
4.LINEボットの作成についての注意点
・LINEの仕様上、各メッセージ袋の最大メッセージ数は5件です
・最後のメッセージにも遷移先を設定する必要があります。設定しないと最後の1つ前のメッセージにユーザーが答えたあと、次のメッセージ(最後のメッセージ)が配信されません。メッセージとしては最後になるので、「詳しく見る」等でリンク先(WEBサイト等)を設定するのがオススメです。
・パソコン版でのテストはできません。スマートフォンでテストして下さい。
パソコンだとPC版LINEアプリの仕様上、作成されたメッセージの画像が読み込まれない可能性があります。
・LINEボットではボタンにWebサイトリンクを埋め込みできません。Webサイトリンクを送信する際はテキストメッセージに直接URLを入力してください。
・Webサイトリンクをメッセージに直接入力した場合、CraftChat上でリンククリック数を確認できないため、BitlyやGoogleAnalytics等の外部計測ツールをご利用ください。
以上がLINEボットを作成する一連の流れになります。
ボットの作成が完了したら次は LINEボットのリリース(LINEアカウントとボットを連携させる)を行いましょう。
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